TIGER I INITIAL PRODUCTION

ドイツ重戦車タイガーI極初期生産型(アフリカ仕様)



 タミヤから1/35のラジコン戦車、タイガーIが発売されました。
 ディスプレイモデルは作り慣れている方も、動く模型となると勝手が違うようでなかなか作れない、という方もおられるようです。 今回は組立説明図に載っていないTipsなどを紹介していこうと思います。



ラジコンメカの動作チェック


 まず最初にラジコンメカの動作チェックをしておきます。 この際、電池は新しいものを使用してください。 もしも、うまく動作しない場合は購入した模型店、またはタミヤカスタマーサービスに相談してください。



車体の組み立て

 ストレートに組み立ててようかとも思ったのですが、私の好みでもありますし、1/35ラジコンライガーの定番改造にもなっているようなので(笑)極初期型アフリカ仕様で製作することにします。


 ラジコン化にともない、車体上面のパーツを取り外しできるようにいくつかパーツが追加されています。
 アフリカ仕様にする場合、初期型(以下、(初))のE20をアフリカ仕様(以下、(ア)) のG8とさしかえます。(初)E20には(初)S2を接着するための接着ガイドが追加されています。寸法を計って(ア)G8に接着位置をけがいておきます。


 組立説明図通りに製作すると、次はギアボックスの組立→ラジコンメカの搭載となるのですが、まずは先に車体を組立てしまいます。
 ギアボックスにはグリスを使用するため、先にギアボックスを組み立てるとこのグリスが車体についてしまう場合があります。グリスがつくとその部分だけ、塗料をはじいてしまうので、ギアボックスの組立は後回しにしたほうが無難でしょう。





 キットのままだと、転輪のあそび(ガタ)が大きいのが気になります。足回りにガタがあると動く戦車模型はおもちゃっぽく見えてしまいます。「可動戦車モデラー」として、ここだけは絶対にこだわりたいので修正しておかなければなりません(笑)
 この部分は簡単な作業で修正できます。組立説明図には接着の指示はありませんが、各転輪は写真のように一体にしておくと、走行時に転輪がガタつきません。 センターがずれないように慎重に位置を合わせます。
 転輪の軸内に接着剤がはみ出てしまうと、転輪の回転がしぶくなってしまいます。もしスムーズに回転しなくなってしまった場合は接着剤が完全に硬化してから、2.5〜2.6mmのドリルで内側にはみ出した接着剤を削ります。



 転輪の軸をグリスアップしておきます。グリスはつけすぎると逆に抵抗になってしまい、転輪がスムーズに回転しなくなってしまいます。綿棒などで薄くのばします。
 塗装する部分にグリスがついてしまった場合は塗料のうすめ液などでしっかりふき取っておきます。

 グリスはキット付属のものでも 問題ありませんが、「セラミックグリス」「チタングリス」(ともにタミヤ)を使用するとよりスムーズに回転するようになります。
 シリコングリスやモリブデングリスなどの鉱物系グリスはプラを侵すので使用できません。

転輪を固定するビスは締め過ぎないように注意します。転輪が軽く回転するのを確かめておきます。



 組み上がって、塗装をする前のタイガーI。ダークイエローの部分がアフリカ仕様にするために変更したパーツです。
 基本的にサーフェイサーは使用しませんが、砲身は精密に作られている部分ですので、このパーツだけはサーフェイサーを吹いてキズをチェックし、1200番のペーパーで仕上げています。
 ディテールアップはエンジングリルのメッシュにタミヤのエッチングパーツを使用、ライトコードを真鍮線で追加した程度で、ほぼ素組です。


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